PHONE_HT_TABLET

スマホ、タブレット、業務端末(ハンディ等)対応

「オンネット統合業務」は、各種マスタ、各種伝票(トランザクション)がDB上に統合管理(以下、統合データという)されています。これらの機能は、今以て、PCを中心とした端末で業務処理が行われています。「今以て」と申し上げたのは、スマホ、タブレット化(以下、移動端末という)の進展で、PCが時代遅れと見なされる向きがあるからです。しかし、依然、システムの中心であると認識し、サーバ側、PC側プログラム開発を主として行っています。
一方で、移動端末は、安価になり、インターネットの発達と相まって、どこでも利用できる様になりました。でも閲覧が中心でデータ登録の観点では、まだ不便です。
しかしながら、小データ入力、データ表示に於いては、位置、時間の制約を安価に、取り除けるようになり、業務への適用も考慮すべき段階に入っています。
そこで「オンネット統合業務」では、位置と時間を超越すべく、統合データと移動端末間で双方向接続する環境を整えています。そのために、移動端末へのデータ、プログラムの自動配信機能を既に整備しています。その機能を用いて、例えば航空機内販売用端末(200台)と受注、売上、在庫データ同期及び最新プログラム同期を実現しています。
これらの同期処理により統合データは、移動端末+インターネット+クラウドを用いて、すべて入出力可能になっているのです。

■移動端末(モバイル機器)で入出力するデータの種類

移動端末では、どうしても表示面積、入力キーの制約が生じます。従って、どんなデータを入出力すれば、業務を効率化できるかを考えてみる必要があります。当社では、以下のデータに着目しています。大事な処理はサーバ側(クラウド側)で統一管理し、表示を中心としたデータをモバイル端末に届ける用途に着目しています。

  1. 各種実績データの表示

  2. 受注、売上、出荷、請求、入金、購買、在庫データの実績表示です。これらの実績のうち、問題(在庫切れ、期限到来など)の明細データ、現時点(日次、随時)の実績集計データ、得意先(見込を含む)などの営業情報、セキュリティワーニングが移動端末に表示されることは、非常に意味があります。

  3. 小データ入力

  4. 自身の工数・出退勤登録、ワークフローでの承認・否認入力、移動場所(倉庫など)からの入出庫データ、製造工程などでの開始・終了情報、測定値データ収集などがあります。これらのデータは、移動端末の小さな画面からでも容易に登録可能で、大きな業務効率化が期待できます。

  5. 判断データ入力

  6. 「オンネット統合業務」では、工数・勤怠承認、発注承認、受注承認などの承認機能があります。これらの承認依頼表示と承認・否認登録を移動端末でできると時間ロスが無くなり、非常に便利になります。

■移動端末種類について

「オンネット統合業務」で対象としている移動端末とは、以下の通りです。今後は、専用端末、ウエアラブル端末などが出てくると思われますが、個別的であり、現時点では視野に入っていません。以下の説明からは割愛します。

  1. タブレット

  2. タブレットは、表示については、PCと変わりません。しかし、欠点としてデータの入力性が大きく劣ります。利点はキーボード部がないことによる、可搬の容易性です。安価であることも利点です。
    「オンネット統合業務」では、PC版機能をそのままタブレットで動作させています。表示については問題ありません。問題は入力の容易化となります。付属のソフトウエアキーでは、業務では支障が出ます。そこでエクセルをデータ入力フォームとして活用することを前提に、エクセルでのデータ入力機能に工夫をしています。

    本図のエクセル表(棚卸表の例)との基幹業務連携は、当社と株式会社アイシス殿、株式会社ビジー・ビー殿との共同技術企画です。

  3. スマートフォン

  4. スマートフォン(以下、スマホという)については、データ表示の即時性、小データ入力の用途で用いています。前者は、日次、随時の売上データなどの実績表示。在庫量などの閾値比較による警告などを指し、後者は、工程管理上の開始・終了・位置情報取得及び承認依頼とその承認・否認データ入力などを指しています。
    スマホの場合、表示面積が限られていますので、過度な複雑機能の実装を追求していません。
    「オンネット統合業務」では、これらの利点を迅速に生かす機能実装のために、Android、iOS両OSで動作するプログラム開発環境を整えています。「両者で動作する」という意味は、ひとつのプログラム(1ソース)で、両OSに対応するという意味で、開発効率(開発コストの削減)が非常に高まる工夫をしています。
    Android端末については、スマホ利用ではなく、耐衝撃、強化ガラス装備などを施した業務用端末が出現しており、ハンディターミナル型(後述)端末との差異がなくなっている点にも着目しています。

    スマホの活用は、個人に対してのデータ表示、登録に於いて便利になります。スマホは常に携帯していますので、時間ロスなくデータを見る、登録することができます。

  5. 業務用端末(ハンディターミナル)

  6. 業務専用端末としてのハンディターミナルは、基幹業務入力に最適です。多くの業務で利用実績があります。在庫管理でのモノの移動、受注(売上)、出荷データの把握をバーコードを用いて行っています。一般の意見としては、「これからはスマホ利用でしょ」との声が出てきそうですが、①耐衝撃性、②電池寿命の長さ、③高速、確実なバーコード読み取り、④片手操作の点で、民生品スマホとは大きな機能差があります。しかし、業務用Android端末も徐々に販売されている点も見逃せません。


    上図は、ハンディターミナルを在庫管理で利用している事例です。入出庫、倉庫間振替、棚卸などで活用しています。物品に貼られたバーコードで登録するので大変効率的です。