導入手順

導入手順

導入手順
オレンジ色:主に当社の業務、緑色:発注者側の参加が必要な業務

「オンネット統合業務」は、広範囲な業務機能をコア・システムとして準備しています。ですので、導入企業ごとにコア・システムの差異分析が大きな作業となります。

  • はじめに(申し上げにくいことですが)

    1. システムは「あなたの経営能力を超えられません」
    2. 私たちには、何十年かのシステム構築経験があります。しかし、個々のお客様の業務に精通している訳ではありません。まず、「行なっている業務目的と情報項目と手順」を説明していただく必要があるのです。私たちは、あなたが説明する範囲しかシステム構築ができないのです。ここをまずご理解いただきたく必要がございます。でも私たちは過去経験した画面と帳票などはご提示することが可能です。デモ画面もお見せできます。それに沿ってご説明いただければ理解することが可能です。「あなたが理解できないことを私たちは作ることができません」ここをご理解いただく必要がございます。*「あなた」とは「あなたの会社の誰か」とご理解ください。

    3. システムは「どこも一緒でしょ」は「いいえ」です。
    4. 非常に多くの方が勘違いされていると思います。「オンネット統合業務」が扱う、販売、購買、在庫、生産業務は会社ごとに異なります。でもパッケージ広告からは、世の中の機能を知り尽くしてそのまま利用できる様に受け止められるものもあります。特に、著名な評論家(システム開発未経験者)が、業界標準のシステム購入というので信憑性の高さも醸し出しています。でも、もしかしたら、他社パッケージ商品でカスタマイズ無しで「どこでも使えます」があるかも知れません。もし、そうならそちらを利用すべきです。私たちは「どこも一緒」を信じていませんので、「オンネット統合業務」の業務範囲は、カスタマイズ(変更、機能追加)が必要と考えています。でもその度合いを少なくするための工夫を日夜しています。

    5. システムは「未完成商品」です。
    6. こんなことを書くと叱られるかも知れません。が、なぜかと申しますと、作るべき業務仕様を寸分違わずシステム構築することは、残念ながら不可能なのです(度合いの観点があることは十分に理解しています)。弊社の経験では、運用後、2から3ヶ月間程度は、初期問題でゴタゴタします(でも必ず収束しています)。また、数年、運用していても「こんな利用方法が必要なのか」という事にも必ず遭遇します。システムは、「ある期間を過ぎて、初めて「完成品」になる商品です」。なんとなく見ていた放送大学の講義でこんなことを言っておられました。「システムは、購入時は「未完成商品」です(これまでの工業製品とは違うということ)」と。申し上げたいことは、開発者と利用者で協力し、早く、業務に役立つシステム(完成システム)にすることが重要です。

    7. 「維持保守契約」は必ず必要です
    8. 基幹業務システムに於いて「システムは構築したら、後は使うだけ」ということはありません。システムのライフサイクル(調査、設計、開発、運用、廃棄)で、運用費用が一番大きいという事実があります。「通常業務と異なる伝票入力方法の問い合わせ」「サーバのバックアップ」「業務手順の改善」などが必ず必要になります。「当社は、問い合わせをしないから」は、申し訳ありませんが、ありえません。

  • 導入手順

    1. ご提案段階
    2. まず、導入企業様(以下、お客様)の導入目的、要求仕様をお伺いし、当社側から、その内容を前提にした、ご提案書を提出する段階です。なるべく具体的に当社に目的、要求仕様をご提示頂けるかがポイントになります(現在、使っているシステム、文書で)。一回程度の会議では無理で、約1カ月(3から4回の会議)程度が必要と認識しています。文書で確認しながら進めます。「当社は一般的な企業だから適当に進めてね」は、ダメです。

    3. ご契約
    4. ご提案にご納得頂けたら、契約の締結となります。これは、「提案書」の内容に対応させて行います。システムは無形のモノです。お互い、明確なモノ(工業製品の様なモノ)とは異なります。ですので、考え違いがない様に詳細に確認する必要があります。ただ、幸いに「オンネット統合業務システム」のコア部分は、デモなどで実際に体験できます。ですので、この部分の考え違いはあまり発生しないと考えています。

    5. 差異分析段階
    6. ご契約後、設計段階に入ります。一般に設計とは、構築する機能と情報のつながりを設計書にしていく段階です。しかし、当社の場合は、「オンネット統合業務システム」が既に存在していますので、その画面や帳票を実際に確認して、最部分を明確化する作業となります。ここで明確にした差異箇所をカスタマイズすることになります。決して「パッケージをそのまま使ってね」「設計書に基づいて0から構築します。だから何でも自由ですよ」の立場ではありません。
      この段階で、契約内容と実施内容が大きく異なれば双方合意で契約の見直しを行ないます。無形のモノの取引です。内容の明確化が重要です。「安いクルマを買ったけど、タイヤが一本なかった(クルマは事前に目で確認できることが違います)」ということが無い様にします。

    7. プログラム製造段階
    8. 当社が実施する作業です。プログラミングとなります。「オンネット統合業務」はインターネット環境があれば、全国どこからでも進捗が確認できます。2週間に一回程度、実際の画面、帳票を確認しながら1歩、1歩進めて行きます。最後になって「こうじゃ、なかったんだけど」を防ぐ目的からです。

    9. 運用準備段階
    10. 「オンネット統合義務」の本番環境は、当社で、通常はクラウド内に構築します。しかし、その中にセットするデータは、お客様で実施する必要があります。具体的には、①得意先マスタ、②商品マスタ(基本属性、価格)、③発注先マスタなどです。これに加えて、④売掛残、⑤買掛残、⑥在庫残などが必要です。加えて、操作教育も必要です。「すぐに準備できるよ」と皆さんおっしゃいますが、すぐに出来た会社を殆ど、経験したことがありません。ご支援は最大限、致しますが、期限スレスレで「間に合わない」はお客様の責任です。

    11. 維持保守契約の締結
    12. 「システムは、購入・開発終了したら終わり」と皆さん思っておられます。しかし、システムのライフサイクル(開発から廃棄まで)の内、その7割が運用コストであるという事実があります。「オンネット統合業務」は、日常業務と密接にリンクしていますので、運用・保守がどうしても必要になります。ですので、運用に先立ち、維持保守契約を締結させて頂く必要がございます。

    13. 運用段階
    14. 維持保守契約に基づき、運用作業を実施します。「あなたの会社の情報システム部門になります」を心がけています。